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結局、ミカちゃんと疎遠になりましたが、
それをなんとなく予感していた私は、
ツーショットチャットを再開していました。
もちろん本気で恋人を探すわけではなく、

“何かいい出会いあるかなぁ。”

くらいの軽い気持ちです。
チャットを再開した初日は、
一時間ほど待機したものの、
女性は1人も現れずに失敗。
そして翌日。
期待せずにチャット始めて5分。
私のチャットルームに、
女性が入室してきたのです。
このチャンスを逃すまいと焦る私。
挨拶もそこそこに、

『チャットだと不便なので、
よければ電話で話しませんか?』

とメッセージを送ると、
意外にも女性は即答で同意した。
あまりにスムーズすぎる展開に、

“あれっ?ヤバイか?”

と、逆に不安に思ったが、
エロい気持ちがそれを上回った。
ドキドキしながら女性に電話をかけた。
5回ほどのコールで女性が電話にでた。

もしもし〇〇さんですか?

はい・・

女性の声が緊張していた。
この彼女の一言で素人だとわかった。
まずは、お互い簡単に自己紹介。
名前はマキ(仮名)さん。
都内在住の30代前半の人妻でした。
私は当時20代半ば。

ぎこちない会話を進めながら、
勝手に雰囲気や容姿を想像する私。

“どちらかというと物静かなタイプ!?”
“声のトーンは落ち着いているな。。”

私はマキさんを、

“物静かな美人“

だと勝手に想像していた(笑)
今時の芸能人で例えるなら、



まさに堀北真希を想像していた。
20分ほど会話しているうちに、
お互いの緊張も少し和らいできた。

そうだ、私ねマッサージ好きなんです。

マキさんが落ち着いた口調で話し始めた。
不定期だが、マッサージに行くらしい。
すると、

明日、久しぶりに行こうかと。

私は咄嗟に思いつくまま、嘘をついた。

あっ!俺、マッサージの勉強中なんだよね〜。

すると、話に食いついてきたマキさん。
結局、私をほとんど疑う事なく、

・・じゃあ、お願いしてもいい?

私は心躍らせながらも冷静な口調で、
早速、待ち合わせの時間、場所を決め、

マッサージするとなると、
室内になるわけだけど・・ラブホでも大丈夫?


とマキさんに確認すると、

あっ・・そうですよね・・はい。

再び、緊張した口調で答えた。
私は彼女の気が変わらないうちに、
電話を終了した。

あぁー、緊張したぁ!

私は叫んだ。
そして翌日。都内某駅で待ち合わせ。
私は緊張に包まれていた。

“マキさんは本当に来るのだろうか?”
“美人局じゃないよな!?”


という2種類の緊張感があった。
人が多すぎる駅だと分かりづらいので、
かなり地味な駅を指定していた私。
待ち合わせ10分前に到着し、
少し離れた場所から様子見をした。
その場所に女性が一人立っていた。
少々、距離があるため顔を確認できない・・
とりあえず彼女に電話をしてみた。

“バッグから電話を取り出した・・
やはり、あの人がマキさんか・・“

もう着いてますか?
ごめんなさい、すぐに行きますね!


緊張MAX状態で彼女に近づく私。
すると彼女が私に視線を向けた。
互いに会釈しながら近づく。

初めまして、ひでです。
来て頂いて、ありがとうございます。


あっ、いえ・・ひでさん、ですよね?

やはりというか、あたりまえというか・・
マキさんは明らかに緊張していた。
すぐにホテル街へ向かった。

なんか・・緊張しますよね(・.・;)

・・そうですね、あっ、はい・・

そして、ラブホテルに入室した。
ようやく部屋にたどり着いたような
感覚に襲われるほど、長い時間に感じた。
そして当然の如く、

マキさんは・・堀北真希ではなかった。

黒髪ショートで肌は色白、
バストはそれほど大きくなく、
太ももが少々ムッチリとした感じだ。
細すぎず、太すぎず健康的なボディー
顔は芸能人に例えるなら・・
ん〜・・思いつかない。

マキさんは緊張を隠さぬまま、
腰掛けることなく視線を泳がせていた。

マキさんが座ってくれないと、
私も座れないですよ。笑


そうですね、はい・・

(ベッドに腰掛けるマキさん。)

あのぉ、
もしかしてラブホに入るのは・・
初めてですか?


えっと、そうですね・・はい。
すごくドキドキしてます、私。


彼女の手を見ると小刻みに震えている。

もしかして俺のこと怖いですか?
もしあれなら、部屋出ましょうか!?


あっ、いや・・そうじゃないの・・
緊張が止まらなくて・・


彼女があまりに緊張しているので、
ドリンクを飲みながら世間話をして
少し緊張をほぐそうと年下の自分が、
気を遣うような状況が続いた。
話を聞く限りわりと古風な感じで、
マジメな生活をしている地味な主婦、
という印象を受けた。

そして、たいした根拠もないまま、

“マキさんはもしかしてM体質か!?”

と、想像した私。
部屋に入り30分ほどが過ぎると、
彼女はベッドから立ち上がった。

お風呂場・・見てみたい。いい?

彼女は人生、初ラブホに興味津々の様子。

まだ緊張しますか?

そうですね・・はい。

マッサージの前にハグしましょう。

私はマキさんをそっとハグした。

あぁっ!んぐっ、ぁぁ・・

そっとハグしただけなのに、
彼女は結構、体をピクピクさせた。

ん?かなり敏感なタイプですか?

と言いつつ、耳を撫でると、

うんっ!んぁぁあ〜!

こちらが驚くほど、敏感に感じるマキさん。
そして彼女は、へなへなと崩れ落ちた。

んっ・・わ、たし・んはぁ・はぁはぁ、
敏感すぎると思いますか?、はぁはぁ・・


こんな敏感な人、初めてみましたよ。笑

私は思わず笑ってしまった。
そして一気にエロスイッチが入り、
私はマキさんを攻めまくった。
彼女は何度も何度もイッテしまった。
逆にマキさんにも攻めてもらったが、
残念ながら、攻め上手ではなかった。
しかし、

“年上で、人妻で、色白”

というだけで有り余るほど興奮した私。
マキさんと、どのくらいの時間していたのか・・
1時間?2時間?
今となっては、全く覚えていない。
短いような長いような・・
コトを終えて、マキさんはグッタリ。

ひで君は、いつもこんなことしているの?

ホントに初めてですよ。マキさんこそ。笑

ひで君が耳触るから・・

私は彼女が会ってくれた理由を聞いてみた。
彼女の話しによれば、“普通の人妻”であり、
年上のダンナとはセックスレスだったこと。
これまでマジメな主婦だったが、
その欲求不満と寂しさからチャットをし、
私と出会ったと。
そして、勇気を出して会いに来たと。。
そういう理由だった。

話しを聞いていたら興奮してしまい、
マキさんと、もう一回戦した私。
ホテルを出ると既に夕方だった。

それから数日後。
マキさんに電話してみると、

ひで君とまた会ってもいいけど、
やっぱり罪悪があるの・・少し考えさせて。


という言葉を最後に会えなくなってしまった。
私も若かったせいか、その後の交渉まで
頭が回らなかった。
今思えば、お金払って会っても良かったかなぁ、
と書きながら少々、後悔しています。





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ふいに何故、
そんな言葉を思い出したのか・・

ツーショットチャット(2shot-chat)

という官能的な単語を・・
私の脳裏に当時の思い出が、
走馬灯のように浮かんできたのです。

当時、2shot-chatの存在を知っていましたが、
利用するまでには至りませんでした。
胡散臭いものだと感じていたからです。
しかし20代半ばのある日のこと。
ふと興味が湧き、サイトを検索することに。
すぐに無料のツーショットチャットを発見。
待機コメントをして、
女性がコメントをくれるまで待機することに。
すると自分が想像した以上に、
色々な女性とコメントでやりとりできました。
とはいえ、出会う確率は決して高くありませんし、
効率が良いわけでもありませんが・・
それでも独特のドキドキ感もあったせいか、
途中で退屈し空白期間がありながらも、
利用していた期間をギュッと凝縮すれば
4か月程ほど、お世話になったと思います。
一日平均2時間程度だったと記憶しています。
イタズラや冷やかしなども多かったものの、
その期間で4人の女性と電話番号を交換する
ことに成功しました。

まず1人目は、東海地方の女性でした。
20歳の看護師ミカちゃん(仮名)。
ドキドキしながら電話をかけると、

もしもし・・ひでさんですか?

電話の向こうからカワイイ声。
会話をしながら私は秘かにエロい展開を
期待していました。しかし初日は結局、

“また明日ね!”

という感で終了しました。
以降、普通の恋人たちのような感じで、
普通に会話を楽しむようになりました。

それから1か月ほど過ぎた日のこと。
いつものように電話で話していると、

ひでさんって声が素敵だね
ひでさんに会ってみたいな・・
一緒にディズニー行けたらいいな・・

などと言うようになりました。

その前に俺がそっちに行きたいなぁ

え〜!会うの恥ずかしいよぉ〜

互いの顔も知らないことなど関係ないかのように、
親密ぶりが増していきました。
ミカちゃんと出会って半年が経つ頃、

今度ね、研修で東京に行くの。日帰りだけど。
もし研修が早めに終わって時間があったら、
ひでちゃんと会いたい。


もちろん断る理由などなく、
私は当日を心待ちにしていました。
そして当日の夜、ミカちゃんから着信。

もしもし、ひでちゃん?
今、研修終わってホテルの部屋に帰ってきた。


私はミカちゃんに会いたい一心で、
彼女を誘いましたが、

でもね、いざ会うとなると
やっぱり怖くて・・顔も知らないし・・
私、可愛くないし・・会う自信ない・・


なんだかんだ小一時間ほど粘りましたが、
ミカちゃんは結局、会ってはくれませんでした。

明日も早起きしないといけないし・・
ひでちゃん、ごめんね・・


という彼女の言葉で電話を切りました。
最大のチャンスを失ったことで、
私は急速にミカちゃんへの興味を失いました。
翌日、地元に戻った彼女から着信。

ひでちゃん、怒ってる?

そんな分かりきったことを聞く彼女に、
私は少々苛立ったような記憶があります。
電話する機会も少しずつ減っていきました。

そして。
出会ってから1年半ほど過ぎたある日。
久しぶりにミカちゃんからの着信。

もしもし、ひでちゃん?

その声を少し懐かしく思いました。

再来月にね・・結婚するの。

付き合ってもいないのにフラれた気がしました。

そっか、幸せになってね。

ひでちゃんみたいに優しいといいけど。

そう言ってミカちゃんは、電話の向こうで
クスクスと笑っていました。
彼女は挙式の1週間前にも電話をしてきました。

結婚したら、もう電話できないね・・

何の話をしたのか覚えていませんが、
彼女が不安そうな感じだったのを覚えています。
この電話を最後に、音信不通になりました。

私はというと懲りもせずに、
ちょこちょことツーショットチャットを続け、
次は、人妻と出会うことになるのです。(続く)




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